【選び方の目安 】
カスタネット5号
小さなカスタネットは打ちやすいので初心者は小さなカスタネットから始めるのがスペイン流です。またどのくらいフラメンコを続けるのか分からないので‘そんなに出費をしなくても‘とお考えの方。カスタネットが小さい分、音も小さくなり、音質も異なりますが普通に聞いていてはわからない程度です。
カスタネット6号
最初にカスタネットのレッスンを受けるにしろ、ワンランク上のカスタネットで始めたい方。カスタネットが少し大きくなった分、音も大きくなり、音質も違ってきます。
カスタネット7号
今まで小さなカスタネットや木製のカスタネットで練習してきたので買い替えをご希望の方。この‘グラスファイバー‘素材のカスタネットは壊れることはございませんので、初心者の方でもこのカスタネットをお買い上げいただければ後々買い替えの必要もなく長期間使用することができます。大きな音と最高の音質をご希望になる方。
【フィリグラナ社】
1950年代初頭、マヌエル・ベラ・マルティネス氏によりセビリアにて創業されたカスタネット工場です。この当時、カスタネットは全て木で製作されていましたので、時々、舞台でカスタネットが割れたりしていました。特にフラメンコ舞踏家一団が寒い国に滞在した時は、寒さと湿気の為にカスタネットが鳴らず、胸にカスタネットを入れて出演時まで温めなくてはなりませんでした。1959年、マヌエル・ベラ氏はこの問題を解決する為、温度変化に耐える硬質な素材‘グラスファイバー‘でカスタネットを製作することを思いつき、この素材で製作したカスタネットの販売を開始しました。
クリスティーナ・オヨスも愛用
1992年バルセロナ・オリンピックの開会式で白馬に乗って登場し踊ったフラメンコ界を代表する舞踏家、クリスティーナ・オ ヨスのカスタネットもここフィリグラナ社で製作しています。
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